道建設部建築局は、21日付で旭川市の道営住宅であえーる宮下東団地B棟新築、28日付で岩見沢市の道営住宅仮称・岩見沢中央団地A棟新築の主体を公告する。宮下東団地は3工区、岩見沢中央団地は2工区に分け、いずれも総合評価方式を採用。宮下東団地の開札は2月5日、工期は20カ月となる見込みで、岩見沢中央団地は2月13日に開札し、工期には12カ月を設定する。
岩見沢市は、9月に発生した北海道胆振東部地震を受け、基本・実施設計作業を進めていた新庁舎建設の設計内容を一部見直した。非常用発電設備は燃料備蓄を3日分(72時間)から7日分(168時間)に拡大するほか、災害時の緊急来庁者に備え、1階多目的スペースやエントランスホールなどを拡張する。これに伴い、延べ床面積は当初の約9900m²から約1万700m²に増加。現時点で工事費は80億円を試算している。
不動産業のインフィニットルミナス(東京都中央区日本橋人形町1丁目16の7、佐藤勉社長)は、小樽市内の旧料亭・魁陽亭(海陽亭)隣接地で7階建て、客室数約40室のホテル新設を計画している。土地引き渡し後の2019年4月から施工業者の選定に入る。早ければ3―4年後の開業を見込んでいる。魁陽亭は飲食店などのテナント施設として改修中で、19年度は外装に取り掛かる。
美唄自動車学校(美唄市美唄1443の14、林正芳社長)は、JR美唄駅前にホテルを新築する。客室数は37室。設計は開発工営社と建築家で構成するグループ・B―CATが担当した。実施設計に施工者の技術やノウハウを反映させるECI方式(アーリー・コントラクター・インボルブメント)を導入。施工者は、プレゼンテーションで主体を近藤建設、電気を永井電機、機械を道央配管工業に決めた。2019年12月の完成を目指す。