2018年12月29日 17時00分
地域の鉄道遺産を生かし、活性化につなげたい―。標津町内の有志を中心に構成する標津転車台保存会は23日、町内に残る旧JR標津線根室標津駅構内の転車台周辺でクリスマスイベントを開いた。来場した約300人が3連休の中日、地域を支えたSLの歴史に思いをはせながら、屋外でのひとときを楽しんだ。
2018年12月27日 12時00分
浦幌町厚内にぽつんとたたずむ旧斉藤牧場事務所。JR根室本線を走る列車からも見える位置にあるが、国内でも2軒しか残っていない明治時代の牧場事務所であることはあまり知られていない。そんな過疎地に眠る近代化遺産は文化財としての保護を受けず老朽化が進行し、いつ倒壊してもおかしくない状況にある。喪失への危機感から保全に向けた動きが始まろうとしている。
2018年12月21日 12時00分
右も左も、見渡す限り草原と低木が広がっている。ここは日本最大の湿原として名高い北海道・釧路湿原の東端だ。道路から、湿原の手前に小さな木造校舎のような建物が浮かんで見える。近づいてみると、鉄筋コンクリート造の水門の上屋だった―。
このような書き出しで、釧路町内にある岩保木水門を紹介しているのは、釧路市建設事業協会に招かれ、ことし8月に釧路で講演したフリーライターの三上美絵さん。
2018年12月18日 12時00分
2021年9月の供用に向け、基礎免震工法を採用したS造、地下1地上10階塔屋2階、延べ3万8859m²の施設をことし9月に着工―。
こう想定していた釧路市の市立釧路総合病院新棟建設が、大きく見直される事態となった。実施設計がことし3月の納期から大幅に遅れ、事業費が合意額を67億円も上回ることが判明したとして、市が5月2日付で契約解除したためだ。
2018年12月15日 15時00分
中標津町バイオマス活用推進計画に盛り込まれた各プロジェクトのうち廃菌床ペレット化事業では、来春の本格稼働を目指し、今春から実施した試運転の結果を踏まえて製造能力や利益、灯油使用量などを精査している。