稚内建管は、稚内市で進めている道道抜海港線現道拡幅の2022年度要望として路盤400m、舗装700mに2億1000万円を挙げている。通行安全確保を目的に延長2.6km区間で幅員8.75mを11mに拡幅する。22年度以降の残事業費は6億7000万円を試算している。
小樽建管は、新設中の道道泊共和線から後志自動車道に接続する仮称・共和北インター線整備の2023年度事業着手を目指している。延長700m、事業費10億円を見込む。泊共和線の終点となる5号との交点と、仮称・仁木南IC―仮称・共和IC間に設ける追加ICを結ぶ考えだ。
帯広建管は、本別浦幌線暁橋架け換えの初弾工を2022年度予算に要望している。橋台と線形改良に伴う道路工のほか、用地買収を見込む。新橋の橋長は37・8m、幅員は車道8・5m、両側歩道2・5m。上部は単径間非合成鋼板桁橋、下部は直接基礎の逆T式橋台とし、現橋の下流側に架け換える。
函館開建は2022年度、北海道縦貫自動車道七飯―大沼間のオオヌマトンネル本坑に着工する。WTO政府調達協定対象で、夏から秋ごろまでに入札公告したい考えだ。工期は25年度末までを想定。掘削延長や工法、入札参加要件などは22年度予算の示達後に具体化させる。