2021年09月13日 10時00分
国道229号乙部町館浦で6月6日に発生した岩盤崩壊を巡って、北海道開発局は本復旧の方法に現道を復元するルートと、山側または海側に別線ルートを整備する3つの方法で検討していることが分かった。併せて、被災地を避けて迂回路としての使用が長期化する町道、道道を8月20日付で国道229号に編入。函館開建が維持管理や除雪、安全対策を担う方針も示した。地域経済への悪影響をいかに抑えるかが注目される。
2021年08月31日 10時00分
釧路建管は知床公園羅臼線羅臼橋を架け換える計画だ。事業費15億円を試算。2022年度は迂回路整備や用地補償に6000万円を要望している。23年度にも現橋を解体。24年度以降に下部工へ取り掛かり、27年度の完了を目指す。
2021年08月16日 15時00分
地域の暮らしを支える動脈へ―。釧路開建は2021年度、44号尾幌糸魚沢道路に着工する。初弾は道道厚岸標茶線をまたいで設置する仮称・厚岸IC付近の切り通しなどの改良工事で、31日に入札し、手続きが終わり次第着工する見通しだ。待ち望んだ事業の本格化に、厚岸町や周辺地域では早期開通への期待が高まっている。
2021年08月11日 14時00分
台風9号から変わった温帯低気圧の影響で、道南地域では降水量が増加し、災害も発生した。道道函館恵山線では土砂流出、国道278号では道路の冠水に見舞われている。
2021年08月10日 10時00分
乙部町館浦の国道229号で発生した岩盤崩落災害から6日で2カ月がたった。依然として開通のめどは立っておらず、函館開建では対策の検討を急ぐ。安全性の確保を第一に、工期と工費の観点から妥当な対策を練る考えだ。町民は一日も早い通行再開を望んでいて、その声にどう応えるか、正念場を迎えている。