千歳恵庭圏都市計画区域の整備・開発および保全の方針案がまとまった。現在、千歳、恵庭両市では人口増加を維持しているが、目標となる2030年の圏域人口は16万3100人と減少を予想。環境の変化に対応するため、島松地区の住環境改善や専用住宅地の配置、工業・流通業務地の形成促進といった土地利用の方針を定め、都市生活の維持を図る。
千歳市の駅前通となっている国道337号の歩道に対して北海道開発局が17日付で占用許可を出した。新型コロナウイルス感染防止対策として実施している道路占用許可基準の緩和に基づくもので、飲食店などが椅子やテーブルを路上に出して営業することを認める。道内では室蘭市に続く2例目で、国道の占用許可としても全国2例目だ。
函館建管は、3・3・87新外環状線整備の2021年度事業着手を計画している。事業延長は1・6㌔で、現在の全幅11・5㍍を19㍍に広げるほか、道南いさりび鉄道線をまたぐ立体交差整備[MAP↗]、踏切除却などに取り組む予定。7カ年計画で整備を進め、27年度の完了を目指す。総事業費は40億円を試算している。