2020年07月13日 10時00分
国土交通省は、全国で事故が多発したり、遮断時間が長かったりする「開かずの踏切」を改良すべき踏切道に指定し、改良対策を進めている。道内は14カ所が指定されており、計画予定・工事完了が11カ所ある。残り3カ所は岩見沢市などに設置された踏切で、道とJR北海道が対策を検討している。しかし、改正踏切道改良促進法の最終年である2020年度までに対策の完了が難しいことから、国に地方踏切道改良計画を提出する考え。歩行者の安全な通行確保や交通渋滞を緩和するため、早急な対策が求められる。
2020年07月11日 10時00分
小樽開建は、北海道新幹線仮称・新小樽駅の開業に備え、国道5号と393号の交差点(奥沢十字街[MAP↗])調査に着手した。各種データなどから交差点周辺の道路利用状況をまとめ、交通円滑化に向けたハード対策の必要性を検討するための基礎資料として活用する考え。想定される対策としては、既存右折専用レーンの延長や左折専用レーン新設などが見込まれる。
2020年07月01日 10時00分
札幌建管がきたひろしま総合運動公園線で整備を計画している橋梁3基の設計案が明らかになった。いずれも鋼橋で、橋長は1号橋が5径間の245m、2号橋が8径間の330m、3号橋は2径間の73・6mを見込んでいる。
2020年06月30日 15時00分
今金町は、2020年度から田代橋の長寿命化修繕に着手する。初年度は4850万円を投じ、調査設計を実施する考え。7月中旬に指名通知し、同下旬に入札する見通しで、業務期間は21年2月までを見込む。22年度の着工を計画しており、6カ年で工事を進め、27年度の完成を目指す。総事業費は約9億円を試算している。
2020年06月30日 10時00分
地崎道路(本社・東京)と東農大は、地方自治体の道路維持管理業務に関する新しい支援システムを開発した。舗装路面と運転者の乗り心地を関連付けたIRI(国際ラフネス指数)測定に基づき路面性状を調査し、集めたデータを独自の舗装管理システムに取り込むことで、劣化予測や修繕の積算などに役立てる。予防保全につながる新しい管理方法として道内自治体を中心に広く使ってもらいたい考えだ。