釧路市は、阿寒湖温泉地区で市道の無電柱化を検討している。観光客が多い温泉街のメインストリートである阿寒湖畔中央道路などの電線類を地中化することで、景観面や防災面の強化を狙う。2019年度中に実現の可否を判断する。
釧路市は、4日開会した市議会9月定例会に、アイヌ政策推進交付金関連と釧路コールマインの採炭方式変更に伴うシステム更新関連費用を盛り込んだ追加補正予算案を提出した。アイヌ政策関連は、アイヌ政策推進交付金を得られるめどが付いたことから、一般会計に1億6417万5000円、動物園事業特別会計に33万9000円を措置している。
白糠町は、白糠小を白糠中に移転し、校舎西側にこども園を併設した、幼・小・中連携の一体型施設として整備する計画を固めた。9月の定例町議会に基本設計費を補正提案し、可決後に指名競争で入札する考え。基本設計は年度内にまとめる見通しで、小学校部分の増築が必要になるかも含めて検討し、規模や構造などを詰めていく。2020年度には実施設計を進め、21年度に校舎改修・増築に着工するというスケジュールを描いている。