JR札沼線(北海道医療大―新十津川間)の沿線4町長による札沼線沿線まちづくり検討会議の議長を務める上坂隆一月形町長は5日、役場庁舎で記者会見し、それぞれの地域にとって最適な公共交通体系の構築に向け、正式にJRと協議に入ることを報告した。今後は4町がそれぞれ、将来のまちづくりなども踏まえて協議を進め、その結果を共有しながら、札沼線の存廃について検討していく。
安平町が2019年春の開業を目指し、追分柏が丘の国道234号沿いで建設を進めている道の駅の名称が、「あびらD51(デゴイチ)ステーション」に決まった。
室蘭市は、仮称・市環境科学館・図書館整備に伴って解体する、青少年科学館の敷地内で展示している蒸気機関車(SL)を、旧室蘭駅舎敷地内に移設する計画だ。2018年度に市民意見を聴取しながら詳細を固め、19年度の移設を目指す。撤去・設置合わせた事業費に4830万円を見込み、一部にクラウドファンディング(CF)を活用することも検討している。
稚内北星学園大宗谷地域研究所が取り組む宗谷本線と天北線のヒストリー&ストーリー可視化プロジェクトが、宗谷管内第1号の北海道みらい事業に登録された。宗谷本線と天北線の路線の変遷、鉄路展開に伴う土地利用や地域産業の変化を地図上で映像などを使って可視化する。