2020年12月26日 10時00分
北王コンサルタント(本社・帯広)はこのほど、ユーチューブチャンネルを立ち上げた。コロナ禍で対面での営業活動が難しい中、自社の取り組みや技術力を外部に発信する狙い。初弾として上士幌町内にあるタウシュベツ川橋梁の3Dデータアニメーションを公開し、風化によって年々崩壊が進む橋の姿を詳細に描写している。
2020年12月25日 15時00分
NPO法人旧狩勝線を楽しむ会副理事長の西村良雄さんが、旧狩勝線の鉄道遺構群の一つである土木施設「大カーブ」の断面図を手描きで作製した。推定盛り土量は68万m³で、10㌧ダンプトラックで運搬した場合は約11万台が必要と試算。断面図を手に「国内有数の土木工事だったと思われる」と話している。
2020年11月14日 10時00分
貴重な炭鉱遺産を後世へ―。美唄市教育委員会は、日本遺産炭鉄港の構成文化財である旧美唄鉄道東明駅舎とSLの4110形式十輪連結タンク機関車2号の修繕を計画し、市にとって初のクラウドファンディング(CF)を開始した。ふるさと納税型のプロジェクトで、目標額は1180万円。募集期間は12月10日まで。
2020年11月05日 15時00分
北海道経済連合会は2日、札幌市内の北洋銀行セミナーホールで第二青函トンネルに関するシンポジウムを開催した。日本プロジェクト産業協議会(JAPIC)は従来の計画を改良し、片道1車線の自動運転車専用道路と、貨物輸送の単線鉄道の併用トンネル1基を整備する案を発表した。延長31㌔、内径15mのシールドトンネルとし、最大勾配は2.5%、海底下の最小土かぶりは30mと設定。概算事業費は7200億円を見込む。
2020年10月19日 07時00分
当別町は、2022年春の開業を目指すJR札沼線新駅の駅前広場整備について、完成時期を23年3月に変更することを決めた。当初は開業に合わせて供用する予定だったが、ことし7月から9月にかけて実施した地質調査の結果、敷地が軟弱地盤で対策工事が必要になったため、21、22年度の2カ年で施工する。1年目は軟弱地盤対策、2年目はロータリーや駐車場整備などを進める計画だ。軟弱地盤対策の着工は21年6月を見込んでいる。