2021年07月02日 19時10分
北海道開発局の事業審議委員会(委員長・蟹江俊仁北大大学院工学研究院教授)は2日、未着工のままとなっている北海道横断自動車道網走線足寄―陸別間31㌔を事業再開する方針を決めた。この決定を受けて、今後、国土交通省本省で調整に入る。事業が再開されれば、十勝圏とオホーツク圏が高規格幹線道路でつながる道筋がつく。
2021年06月29日 10時00分
北海道開発局はことし7月で開局70周年を迎えることから、北海道開発のあゆみをたどる特設ホームページを同局ホームページ内に30日、開設する。これまで実施してきた施策、事業を紹介する「開発局70年史」、開拓時代を含めた本道の開発事業エピソードを取りまとめた「北海道開発のあゆみ」をメインコンテンツとする。また、北海道の魅力やインフラを紹介する動画コンテストの作品募集を7月1日から始める。
2021年02月17日 11時12分
北海道開発局は16日、札幌第1合同庁舎で、社会資本整備審議会道路分科会の第26回北海道地方小委員会を開き、旭川紋別自動車道遠軽―上湧別間の計画段階評価を実施した。最終的な対応方針は遠軽町市街地を迂回する全線自動車専用道の別線整備ルート(約14㌔)と決め、事業費は最大300億円を試算。近く新規採択時評価を行い、事業化を目指す考えだ。
2021年01月29日 19時15分
北海道開発局が所管する治水や道路などの2020年度第3次補正予算は直轄1217億9100万円、補助1396億4100万円となった。直轄のうち開建に配分されるのは、札幌の335億4500万円が最も多く、旭川の149億6300万円、釧路の122億7800万円と続いており、防災・減災に関わる事業を中心に予算措置された。ゼロ国債は直轄602億7200万円、補助24億7700万円の枠を設けており、最多の札幌は205億500万円を設定する。
2020年11月10日 12時00分
地滑りや落石、雪崩を防ぎ安全な道路通行確保へ―。留萌開建は5日、報道機関を対象に国道239号苫前町霧立峠トンネル建設現場で現地説明会を開いた。霧立道路では、2012年4月に大規模な地滑りが発生していて、同開建は安全対策を講じるため13年度に霧立防災を事業化。霧立峠トンネルは防災事業の一環で、施工業者の岩田地崎建設・堀口組共同体が高度な技術を発揮し掘進していた。