国土交通省北海道局は、苫小牧東部地域開発新計画の第3期段階計画案をまとめた。今後取り組む事項として、食、漢方・医薬品産業の誘致や積雪寒冷地における自動走行、ロボット・ドローンの実証実験フィールドなどの誘致・周辺整備に取り組む方針。7月下旬にも成案化させたい考えだ。
北海道開発局は道路施設の長寿命化計画に基づき、2019―22年度の4カ年で、236号野塚トンネル(4232m)など120件のトンネル修繕に取り組む予定だ。シェッドやカルバートといった構造物でも231号床丹覆道1(900m)の補修などを計画している。
北海道開発局は、18日から6月21日までの35日間、大樹町を拠点にバスを使った自動運転サービスの実証実験を開始する。地域の実情に応じた運行システムやビジネスモデル構築に向け、自家用有償旅客運送制度を採用し、利用者から料金を徴収する全国初の実験となる。
北海道開発局は道路施設の長寿命化計画に基づいて、2019―22年度の間に延べ861橋の修繕を予定している。このうち、架け換えは13橋あり、長大橋では19年度に室蘭開建の36号竹浦橋(109・3m)、20年度に留萌開建の40号天塩大橋(300・1m)を見込む。稚内開建では238号幌別橋(300m)の架け換えも検討している。