北海道開発局は26日、TKP札幌駅カンファレンスセンターで2018年度第2回渋滞対策協議会を開いた。主要渋滞箇所に位置付けられている札幌新道については、札樽道新川IC付近の渋滞解消に向けた西ICのオフランプ(降り口)新設、雁来IC付近の立体交差化といった対策を想定していることを報告。今後は、交通量調査・分析を進めて効果的な対策につなげていく考えだ。
北海道開発局は21日、TKP札幌駅カンファレンスセンターで2018年度第4回事業審議委員会を開き、高規格道路3事業を再評価した。函館江差自動車道茂辺地木古内道路は文化財発掘などで総事業費が81億円増加し、完成が21年度と2年延期する。残工事費は茂辺地木古内道路が113億7500万円、函館新外環状空港道路が150億8000万円となっているほか、倶知安余市道路は倶知安―共和間1%、共和―余市間8%の進捗(しんちょく)率だ。
室蘭開建と胆振総合局は昨年の北海道胆振東部地震で被災した農業関連施設の復旧工事発注を本格化させる。開建は国営かん排勇払東部地区で整備していた厚幌導水路などの復旧工事を、10日から順次公告するほか、胆振総合局も近く農地・施設復旧を数件公告するもようだ。
北海道開発局は4日付で、2018年度第4四半期(19年1―3月)以降の発注見通しを公表した。(発注見通しは5―12面に) 工事249件、業務14件で、工事に含まれる当初ゼロ国債は189件、委託は5件となっている。