2020年01月14日 10時00分
三十数年ぶりの記録的な少雪となった札幌市で、道路除雪を担う地場建設業者が不安を募らせている。いまだ本格出動がない地区もあり、契約額が減額される可能性が強まっているためだ。少雪でも待機人員や機械の費用は発生する。経営者の1人は「このままでは採算悪化で来冬の体制確保にマイナスの影響が出かねない」と晴天を見上げ表情を曇らせる。
2019年12月19日 12時00分
札幌市は2020年度に、道路の排雪時にAI(人工知能)を使い、作業現場から最適な雪堆積場を選定するシステムを構築する。気象やリアルタイムの作業状況などビッグデータを活用。最大100以上が同時稼働する排雪現場に、最適な搬送先をAIを使い全市的視点で選ぶ仕組みをつくる。21年度は実際の業務と並行した仮想運用で検証を進め、22年度の運用開始を目指す。
2019年12月18日 12時00分
近文清掃工場の建て替えを計画している旭川市は、建て替え後の旧清掃工場を融雪施設として再利用できるか調査し、その可能性を検討していく考えだ。
2019年09月12日 12時00分
夏場の除雪ステーション(ST)をサイクルツーリズムの拠点に―。
国土交通省道路局は、道路に関する新たな取り組みの現地実証実験で、除雪ステーションのサイクル拠点化実験を採択した。ニセコ除雪ステーションを14日から10月14日までの1カ月間、自転車愛好家の休憩所や修理スペースとして開放し、地域観光推進の有効性を検証する。
2019年07月18日 15時00分
小樽開建は、倶知安余市道路の整備に伴い、共和除雪ステーション(ST)新築を計画している。5号共和町の国富除雪ステーションと機能統合し、詰め所、車庫、薬剤庫・倉庫を各1棟整備。2019年度に実施設計を進めるが、着工時期は未定としている。