JR北海道は17日、新幹線札幌延伸に向けて札幌駅構内の新幹線高架橋工事に10月から取り掛かると発表した。高架橋整備の空間を確保するため、まずは1番線の廃止と2番ホームの改良を進める。高架橋本体含めて2027年度までに終える予定で、施工は鉄建建設・札建工業・岩倉建設共同体が担う。これに伴い、1番線は10月15日に廃止し、北端で新設する11番線を翌16日始発から供用する。
白糠町は建て替えを計画するバスターミナルについて、にぎわいの拠点とするため、公設民営で図書館機能を備えた2階建ての複合施設を構想している。JR北海道との協議を並行し、2027年の供用開始を目指す。
北海道新幹線並行在来線対策協議会は27日、後志総合局で13回目の後志ブロック会議を開いた。2030年度末予定の北海道新幹線札幌延伸に伴いJR北海道から経営分離される函館線長万部―小樽間について、全線バス転換することを決定した。今後はバス転換時期を巡り協議を継続する。