JR北海道の島田修社長は14日の記者会見で、帯広駅前のビジネスホテル「JRイン帯広」をサービス付き高齢者向け住宅に業態転換すると発表した。11月30日にホテル営業を終えて冬季に改装工事に入り、2022年秋に入居を始める。建物が築21年を経過し、大規模改修を検討する中、「アフターコロナを見据え、ホテル継続の場合と収支見込みを比べた結果、サ高住への転換を決定した」(島田社長)。
当別町は、当別太にJR北海道が建設するJR札沼線新駅の駅前広場について、4月上旬にも軟弱地盤対策工事を条件付き一般競争入札で公告をする予定だ。3月の第1回定例町議会に提出する一般会計補正予算案に工事費3億3088万4000円を盛り込み、2021年度に繰り越す見通し。
JR北海道は、江別市の野幌駅高架区間西側に所有する大麻5号林と野幌2号林、大麻4号林の一部合わせて6万9033m²の敷地について、環境緑地保護区の解除を求める区域指定変更の要望書を3日付で道に提出した。鉄道沿線の宅地化や高架化により、吹雪対策といった鉄道防災機能が不要になったことなどを理由に、売却を含めた利活用を模索する考えだ。