2021年02月17日 11時28分

道とJR北海道は4月1日付で廃止するJR日高線鵡川―様似間(116㌔)の海岸線を対象に護岸の補修を検討している。同区間は2015年1月の高波被害で線路が被災して不通となり、以後も断続的に被害を受けてきた。補修に向けては、JR北海道が道に補修費用を支払い、道が発注する方向で調整中。道の21年度当初予算案に補修箇所の調査費を計上した。補修が必要な箇所を抽出し、22年度以降に着工する考え。調査の結果次第では21年度中の整備着手も視野に入れる。
2020年12月30日 10時00分

JR北海道の不採算路線廃止に関わる出来事が相次いだ。まず4月、札沼線北海道医療大学-新十津川間が、コロナ禍の影響で3週間前倒しで廃止された。10月には、地元と協議を続けていた日高線の鵡川-様似間について来春廃止で正式合意。留萌線深川-留萌間でも沿線自治体との接触が始まった。
2020年02月14日 14時00分
JR北海道は本社ビル(札幌市中央区北11条西15丁目1の1)の隣接地[MAP↗]に業務ビルを新築する計画を断念した。経営再建中に大型投資をして新ビルを建てることに社外からの批判が強かったため。13日の記者会見で島田修社長が発表した。具体的な内容は明かせないとした上で「当社としては合理的な計画と考えていたが、予想を上回る批判があった」と述べた。
2019年12月13日 12時00分

JR北海道は9日、札幌市内で18日開業予定のトレーラーハウス型無人宿泊施設「ジェイアールモバイルイン サッポロコトニ」3棟を報道陣に公開した。1棟当たり床面積約30m²で、6人まで宿泊可能なことから、外国人のグループ客などの利用を見込んでいる。
2019年09月29日 12時00分

黒字のJR各社が納めている法人税3700億円の1割程度を、JR北海道の老朽化した設備更新に充てるべき―。JR九州初代社長の石井幸孝氏が、21日に釧路公立大で開かれた鉄道史学会(会長・宮下弘美釧路公立大教授)第37回大会で特別講演し、JR北海道に対する国の財政支援や新幹線による貨物輸送実現などを提言した。