2021年10月12日 09時00分
本道の次代担う人づくり](https://e-kensin.net/wp-content/uploads/2021/10/rise-of-kiece_05-280x186.jpg)
KIECEは単に札幌との近さだけで注目されているのではない。ユニークなのが、子育て・教育環境の充実を通した人づくりの取り組みだ。専門の職員が子育て家庭をサポートしたり、公立大学のカリキュラムに地元を知る学問を組み込んだりと、地域の将来を担う人材育成に注力している。
2021年10月11日 09時00分
土地割安も造成余地少なく](https://e-kensin.net/wp-content/uploads/2021/10/rise-of-kiece_04-280x187.jpg)
札幌市からあふれた住宅需要がKIECEへと流れている。道が9月に発表した基準地価(2021年7月1日時点)によると、住宅用地で北広島市、恵庭市、江別市、石狩市が道内の上昇率上位10地点のうち9地点を占めた。千歳市を含めて2桁の伸びを見せる地点が多く、コロナ禍であっても宅地販売は好調だ。
2021年10月08日 09時00分
駅前整備を発展の起点に](https://e-kensin.net/wp-content/uploads/2021/10/rise-of-kiece_03-280x186.jpg)
KIECEでも駅前の整備が進む。バス待ちや車から降りて駅へ向かう人が行き交う朝のJR野幌駅。高架化により駅前広場が整い、利便性が向上した。恵庭市は、島松駅周辺で高まる住宅需要を好機と捉え、駅舎と駅前広場の整備により後押ししたい考えだ。JR沿線各市、駅前整備を起点にまちの発展に取り組んでいる。
2021年10月07日 12時00分
札幌で土地不足、受け皿に](https://e-kensin.net/wp-content/uploads/2021/10/rise-of-kiece_02_thumb-280x187.jpg)
KIECEへの企業立地が活況を呈している。土地が足りない札幌市では新規の企業進出や既存施設改築が難しく、その受け皿となっている。企業立地が進めば税収増や地域への経済波及効果が見込めるため、各自治体は誘致に力を注ぐ。中には、再生可能エネルギーと絡めた〝進化〟を遂げようとする工業団地も出てきた。
2021年10月06日 18時00分
世帯・税収伸び発展著しく](https://e-kensin.net/wp-content/uploads/2021/10/rise-of-kiece_01_01-280x240.jpg)
北広島、石狩、江別、千歳、恵庭の5市が、道内の新たな成長地帯として浮上してきた。ヒト・モノ・カネが道央に流入する中、札幌市中心部の土地不足などを背景に、企業や移住者が周辺市に向かう構図だ。単なる札幌のベッドタウンではなく、本道経済のけん引役に育つ可能性もある。本企画連載では5市が位置する一帯をそれぞれの頭文字の組み合わせから「KIECE(キース)」と総称し、近年の成長ぶりと潜在力を検証する。