2019年11月17日 09時00分
【ノボシビルスクIDA】ノボシビルスク市で、まちづくりに高度なIT・デジタル技術を取り入れる「スマートシティ」計画が進行中だ。スマートシティは、ロシア政府が国家プロジェクトとして推進する事業の一つ。主に国営、民営の企業群、また地方自治体が資金を出し、ハードとソフトの両面で整備を始めている。
2019年02月16日 07時00分
【ノボシビルスクIDA】ロシアの公共施設建設分野で、行政と民間の協力による官民パートナーシップ(PPP)、正確には民間資金を活用するPFI(プライベート・ファイナンス・イニシアチブ)が発展してきた。行政とは国、州(地方)、市町全てを含む。PFIはソ連時代の1980年代後半に始まり、現在は全国で約2400件のプロジェクトが稼働している。
2018年09月05日 12時00分
【ノボシビルスクIDA】ロシアで工業団地が拡大している。ロシア工業団地協会によると、2013年に全国80カ所だった工場団地数は17年には166カ所に増えた。このうち国や州が所有するのは75カ所で、残りは民間だ。ロシアでは、民間企業が広い所有地を有効活用するために工業団地を造成する例が多い。
2018年06月14日 16時00分
【ノボシビルスクIDA】近年、ロシア・ノボシビルスク州の建設分野にはダイナミックな成長が見られる。2017年の住宅建設は延べ床面積が172万m²で、10年に比べて約70%増えている。15年にピークの173万m²を記録し、経済に逆風が吹く中でも高い水準を維持している。17年のこの分野の総投資額は500億㍔(約875億円)だった。人々はどんな住宅にお金を出したのか。また、住宅選びに当たって何を重視したのか。指標を調べると住宅購入者の好みが見えてくる。