アウラ建築設計事務所(本社・札幌)は、車いす生活を余儀なくされている人や認知症気味の高齢者を持つ施主との出会いを通し、住み手に寄り添った注文住宅を造り続けている。「北国のユニバーサルデザイン住宅」と名付け、最近は新築だけでなく戸建てやマンションのリフォームを手掛ける。山下一寛代表は「将来を見据えた家造りによって、地域のコミュニティーがいつまでも盛んになるよう、家と地域をつなげたい」と話している。
空調・給排水設備の央幸設備工業(本社・札幌)は、持ち前の空調管理技術を生かし、健康食品素材として国内外で注目度の高いマンネンタケ(霊芝)の栽培に取り組んでいる。北広島と美唄に工場を持ち、最近は農林水産省の認証基準「有機JAS」を取得。植菌から微粉末製造に至るまで自社一貫生産体制を構築した。尾北紀靖社長は「今後も代替医療の主役となるよう商品レパートリーを増やし、健康面で困っている人に喜んでもらえるよう努力したい」と話している。
1988年創業のレアックス(本社・札幌)は、地質・環境調査や検層装置の独自開発に取り組んでいる。鮮明な画像を映し出せるボアホールカメラは、国内シェアの9割を占める。顧客のニーズに応えるため、日々技術革新を続けている。
石狩湾新港地域を拠点に、タイヤの販売と交換作業を手掛ける。仕事はホイールローダーやモーターグレーダーといった建設機械をはじめ、トラックやバス、農業用トラクターなど法人向けが大半。建機メーカーや砕石会社、土木会社、リサイクルプラントなど多くの顧客を抱える。