「北海道遺産」に関する記事

廣井勇博士の功績を後世へ 生誕地・高知に銅像建立

2021年05月01日 10時00分
廣井勇博士の功績を後世へ 生誕地・高知に銅像建立

 高知県の建設関連団体などで構成する「廣井勇を顕彰する会」は、廣井博士の生誕地である高知県佐川町に銅像を建立した。17日には佐川町との共催で除幕式を開催。日本初のコンクリート製防波堤となった小樽港北防波堤を設計、東京帝国大学などの教授として優秀な土木技術者を数多く輩出し日本の近代化に貢献した功績と人となりを後世に伝える。

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北海道遺産 ⑥増毛、濃昼山道

2018年11月26日 12時00分
北海道遺産 ⑥増毛、濃昼山道

 石狩―留萌をつなぐ増毛山道と濃昼(ごきびる)山道は江戸時代後期、帝政ロシアに対する北方警備のため箱館奉行所の命令でニシン漁を行う場所請負人が私費で開削した。北海道の名付け親である松浦武四郎が「蝦夷地第一の出来栄え」と評した希少な山道でもある。

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北海道遺産 ⑤旭川家具

2018年11月21日 18時00分
北海道遺産 ⑤旭川家具

 厳しくも豊かな自然条件に人々の努力と感性が加わり育まれた旭川家具。良質な木材を暮らしに寄り添う美しいデザインで仕上げる技術・技能は1世紀に及ぶ挑戦の積み重ねだ。明治中期の師団建設と鉄道開通で芽吹き、凶作に負けない新たな産業として時々の官民リーダーが先導。積極的な国内外への技能者派遣や見本市参加は言葉の壁を越えたデザイン性に結実した。

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北海道遺産 ④札幌軟石

2018年11月20日 12時00分
北海道遺産 ④札幌軟石

 4万年前、支笏湖を形成した火山活動での火砕流が固まった岩石である札幌軟石。加工しやすく、防火性に優れた特性から、開拓使が廉価な不燃建材として広く使用した。明治中期から大正時代にかけて札幌、小樽などで倉庫や建築物に盛んに使われ、身近なところでは札幌市資料館の外壁に採用されている。

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北海道遺産 ③集治監

2018年11月19日 15時00分
北海道遺産 ③集治監

 明治時代、道内には樺戸を皮切りに空知と釧路、網走、十勝に集治監が建てられた。政府が士族蜂起による懲役囚の急増に苦慮していたためだ。囚人は鉱山の開発や道路の開削、橋梁工事などの外役に従事し、道路や鉄道をはじめ、未開拓地の多かった北海道の開拓に大きく関わった。

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