釧路市は公設地方卸売市場で冷蔵倉庫を新設する。S造、平屋、延べ820m²の規模で、工事費に5億6331万円を試算。集荷から出荷までを低温管理することで品質管理の充実を図る。5月の着工、2025年4月の供用開始を目指す。
オホーツク総合局水産課は、水産環境整備の北海道オホーツク地区の初弾工を2月13日に一般競争公告し、3月21日に入札する予定だ。ゼロ国債の1億3250万円を充てる。コンクリートブロックで囲った大割り石の藻場を複数造成する。
留萌市が計画しているナマコの増養殖や研究を進める施設の新設に暗雲が漂っている。東京電力福島第一原子力発電所の処理水放出を受け、中国が日本産の水産物を禁輸していることが最大の要因。産学官連携の拠点施設を目指して工事までの算段を立てている中、新設が必要か見極めを迫られている。
ウイルステージ(本社・滋賀県草津市)は15日、旧日本製紙釧路事業所敷地内で取り組むシロザケの完全閉鎖型陸上養殖実証試験の見学会を開いた。大谷洋士社長は「日本一の漁業都市で、高付加価値の魚を育てたい」と意気込んだ。ふるさと納税の返礼品としての活用も検討している。