浦河町は、荻伏地区農業集落排水施設改築更新事業として荻伏浄化センターと荻伏真空ポンプ場の更新を計画している。老朽化に伴う電気、機械設備の更新などで概算の総事業費は9億4600万円。2028年度の完了を目指す。23年度は真空ポンプ場の機械、電気設備を更新する考えだ。
帯広開建は2023年度、国営かん排笹川地区の事業着手を目指している。総事業費は40億円を試算。延長6.3kmの排水路1条を新設する。初年度の調査設計、土地改良法手続きを経て、早ければ24年度に着工。完了は30年度を見込む。
伊達市は1日、公募型プロポーザルで事業者選定を進めた仮称・地域資源活用型農業施設整備の契約候補者をデンソーアグリテックソリューションズ(本社・東京)に決めた。ICTを活用した連棟ハウスの設計、施工を担う。応募が同社のみだったため、優先交渉権者ではなく契約候補者とした。下旬にも仮契約する。
蘭越町は、老朽化が進む大谷第1揚水機場ポンプ更新の製作を4月にも指名通知・入札する考えだ。年内の完成を目指す。据え付けの発注時期は未定だが、2カ月程度の工期を見込み、2022年度末までに事業を終える方針だ。