国土交通省と農林水産省は19日、3月1日以降契約の直轄工事に適用する2021年度公共工事設計労務単価を発表した。道内の伸び率(単純平均)は、43職種平均で前年度比0.6%、普通作業員など主要12職種平均も0.5%それぞれ上昇し、10年連続で前年度を上回った。コロナ禍の影響を踏まえた特例措置によって同額に据え置かれたものの、公共事業労務費調査の結果だけでは前年度を下回った工種が6割を超えており、実態的には前年度を下回っていた可能性もある。