2021年12月31日 07時00分
激動の2021年が終わろうとしている。道内の話題を記事で振り返る。
次期北海道総合開発計画の策定予定が2023年度に1年前倒しとなり、検討がスタートした。新型コロナウイルス感染症の影響長期化、2050年カーボンニュートラル(CN)の実現に向けた世界の潮流変化などを受け、本道開発を巡る情勢が変わり始めた。この機を逃すことなく、国土交通省は策定作業のため計画部会を新たに設置。本道の維持発展に欠かせない要素を盛り込み、世界に通用するブランドを堅守する姿勢だ。
2021年12月30日 07時00分
激動の2021年が終わろうとしている。道内の話題を記事で振り返る。
8月、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の作業部会がまとめた報告書に衝撃的な内容が記された。地球温暖化について「人間活動の影響であることは疑う余地がない」と人為起源であると断定。進行すると前例のない異常気象現象がさらに増えると警告した。この報告にアントニオ・グテーレス国連事務総長は「人類への赤信号だ」と発言し、一刻の猶予も許されない状況が確認された。
2021年12月29日 07時00分
激動の2021年が終わろうとしている。道内の話題を記事で振り返る。
道内各地の市町村で新たな役場庁舎が産声を上げた2021年。5月に後志やオホーツク管内で複数の自治体が供用を開始したほか、秋には高台へ移転改築した浜中町で避難道路が開通し事業が終了した。建て替えに有利な起債の活用で相次ぐ完成。一方、制度終了に伴う財政負担増により、事業の立ち遅れが懸念される自治体も出てきた。
2021年12月28日 07時00分
激動の2021年が終わろうとしている。道内の話題を記事で振り返る。
全国各地で大規模な自然災害が頻発し防災対策の重要性が高まっている。北海道でもさまざまな取り組みが実施されているが、2021年は災害に関連する、いくつもの節目が重なる年となった。東日本大震災から10年、本道を4つの台風が連続して襲った16年の豪雨災害から5年、北海道胆振東部地震から3年、防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策がスタート…。過去の教訓を生かしつつ先を見据えた次の一手を打つ。自然災害に対応するための施策がことしも着々と進められた。
2021年12月27日 07時00分
激動の2021年が終わろうとしている。道内の話題を記事で振り返る。
高騰する資材価格が、建設業界だけでなく社会全体を揺らしている。新型コロナウイルスが世界的に広がったことで、これまで保たれていた貿易商品の国際需給バランスが崩壊。木材や鉄製品など工事に必要な輸入物が、今までの価格、納期では調達できなくなった。本道でも設計変更や工事延期が相次ぎ、住宅価格が上がるなど影響が広がっている。