「過疎地に眠る文化財」に関する記事

過疎地に眠る文化財 旧斉藤牧場事務所を守れ(下)

2018年12月28日 15時00分
過疎地に眠る文化財 旧斉藤牧場事務所を守れ(下)

 明治時代に建てられた旧斉藤牧場事務所は、保全について過去に所有者と町との話し合いが2回ほど行われた記録がある。1985年ごろの協議では当時の所有者は文化財指定の意思があったようだが、町側が示した北海道開拓の村への移築保存の提案には「この場所にあることに意義がある」と拒否したという。2003年にも所有者が保存方法について町に相談しているが具体的な話にはならなかったもようだ。

過疎地に眠る文化財 旧斉藤牧場事務所を守れ(上)

2018年12月27日 12時00分
過疎地に眠る文化財 旧斉藤牧場事務所を守れ(上)

 浦幌町厚内にぽつんとたたずむ旧斉藤牧場事務所。JR根室本線を走る列車からも見える位置にあるが、国内でも2軒しか残っていない明治時代の牧場事務所であることはあまり知られていない。そんな過疎地に眠る近代化遺産は文化財としての保護を受けず老朽化が進行し、いつ倒壊してもおかしくない状況にある。喪失への危機感から保全に向けた動きが始まろうとしている。

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