2018年12月21日 18時00分
北海道の新たなシンボルと期待される北海道日本ハムファイターズの新球場、仮称・北海道ボールパーク(BP)。積極的な誘致運動が奏功し、建設地は北広島市に決まった。球場の全貌も明らかになると、ファンだけでなく全道民が注目した。開業は2023年3月を目指す。アクセス道路をはじめ周辺のインフラ整備を同時に進める必要があるが「世界がまだ見ぬBP」を実現するためにも官民の連携とスピード感が重要な鍵となる。
2018年12月20日 12時00分
紆余(うよ)曲折を経ての決着だった。道都・札幌の新幹線ホーム位置は2年半に及ぶ議論の末、ことし3月、創成川をまたぐ大東案に決定した。ホーム位置が決まらずに停滞していた駅前再開発が構想づくりに動きだすなど、2030年度の札幌開業に向け新たな玄関口づくりが本格化する。
2018年12月19日 18時00分
若年者の入職促進や生産性向上を主眼に建設業を取り巻く働き方改革の取り組みが加速した1年だった。特に、5年後の時間外労働上限規制を見据えた週休2日制の試行工事は2017年度に比べ大幅に拡大。一方で、業界からは適正な工期や工事書類の簡素化、日給月給を基本とする技能労働者の給与確保を求める声も上がっており、19年度以降も建設業の最重点課題となるだろう。
2018年12月18日 12時00分
2021年9月の供用に向け、基礎免震工法を採用したS造、地下1地上10階塔屋2階、延べ3万8859m²の施設をことし9月に着工―。
こう想定していた釧路市の市立釧路総合病院新棟建設が、大きく見直される事態となった。実施設計がことし3月の納期から大幅に遅れ、事業費が合意額を67億円も上回ることが判明したとして、市が5月2日付で契約解除したためだ。
2018年12月17日 07時00分
経験したことのない激震が本道を襲った。9月6日午前3時7分、厚真町鹿沼の地震計が道内で過去最高となる震度7を観測した。その18分後には、全道を闇にのみ込む大規模停電(ブラックアウト)が発生。多くの人々が、情報入手もままならず混乱に陥った。