東日本高速道路北海道支社は2023年度から、4車線化を進める道東自動車道占冠IC―トマムICのトンネル工事に着手する。計画する4トンネルのうち、ホロカトマムトンネルを10日に公告したほか、東占冠トンネルを第3四半期(10―12月)に公告する。橋梁18基は年度内に全ての設計を発注する計画で、工事の本格化が期待される。
道東自動車道の仮称・新得スマートICが、早ければ今月下旬に新規事業化が決定する。中川郁子衆議院議員が明らかにした。今月上旬の地区協議会で実施計画書を策定し、国土交通省に提出して事業化許可を目指す。
東日本高速道路北海道支社は、2020年3月に事業許可が下り、着工に向けて設計などの準備を進める道東道占冠IC―トマムIC間4車線化に伴い、占冠PAを移転する計画だ。必要面積なども踏まえて移転場所を検討中で、着工・竣工時期は4車線化の進捗に併せて固めていくもよう。