地下核シェルター付きモデルハウスを札幌に設置 HOP

21日から一般公開  ハウジングオペレーションアーキテクツ(HOP)は、地下核シェルターを備えた住宅のモデルハウスを札幌市内の本社西側隣接地に設け、21日から一般公開する。ウクライナ情勢や北朝鮮によるミサイル発射などを受け、全国から問い合わせが寄せられているという。  シェルターの広さは約10m²で気密性の高い鋼鉄製。地下4m以上の深さに埋め、2m程度の土をかぶせることで外部からの衝撃を和らげる。換気の際に放射性物質を除去したり、安全な地下水を内部に供給するシステムを備えるなど長期間の避難生活が可能な構造になっているという。  本体の開発は防災シェルターの製造などを手掛けるアンカーハウジング(本社・川崎)が担当。HOPがワインセラーや食料保管庫、シアタールームなどとして普段使いできる内装に仕上げた。  HOPの担当者は「今回のモデルハウスでシェルターの安全性や快適性を体験してほしい」と呼び掛ける。  所在地は札幌市中央区北4条西21丁目2の1。営業時間は午前10時から午後6時まで。毎週日曜日と29日から5月7日までの期間は事前予約制。