e-kensinニュース 北海道建設新聞
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北海道の千歳市内でラピダスによる次世代半導体工場の建設が始まりました。新たな産業拠点の誕生により、周辺への設備投資が加速しています。ラピダス関連の記事をピックアップしました。千歳に先立ち、半導体工場建設で投資に沸く熊本県のレポートのセットです。まとめ読みしたい方にオススメです。
日高山脈襟裳十勝国立公園の誕生に、関係自治体には自然の保全と活用を掛け合わせたまちづくりが求められる。「国立公園化は長年の悲願だった」と口をそろえる北海道日高管内の7町長に国立公園との共生、活用したまちづくりの展望を聞いた。
北海道の2024年公示地価に関する記事をまとめました。北海道全体のまとめ記事には2019年から2024年までの標準地別価格推移のデータを掲載しています。Excel形式でダウンロードが可能です。
北海道建設新聞の記事で発信した完成前の建築物をイメージパースとともに紹介するコーナーです。建築物の概要やデザインした方々の情報とともに、まちの未来の姿を発信していきます。
一般社団法人事業承継協会(東京)の認定資格である事業承継士が、経営者にとって関心が高い事業承継について現状や課題などを解説します。第48回は吉田潤生さんです。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 事業承継で本当に重要なことは『会社の価値を未来に繋ぐ』ことではないだろうか。 ではその「会社の価値」とは何か? それは事業用資産(土地・建物、設備、資金など)の評価総額のことではなく、その会社がこれまで蓄積してきた独自ノウハウや技術、人材そして信用などのこと。 試しに中小企業経
留萌市内の洋菓子店ルモンドで2代目社長を務める松村泰年氏。道の駅るもいに設置した「ナニコレ自販機」が注目を浴びる。販売する瓶詰めケーキやプリン、地域の特産品が人気だ。新型コロナウイルス感染症の5類移行で「客の動き方が変わった。今が正念場」と話す。好機と逆境の間で、まちのお菓子屋としてにぎわい創出に奮闘する。(五十嵐亘) ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 経営には道無き道をゆく難しさがある。「経営の轍わだち」は失敗やピンチに直面しても、悩みながら答えを出してきた
原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分地選定を巡り、原子力発電環境整備機構(NUMO)と経済産業省資源エネルギー庁は12月19日、寿都町と神恵内村を対象とした文献調査結果の説明会を大阪市内で開いた(画像)。報告書提出後の開催は道外で初めて。参加者からは「原子力発電の恩恵を受けている私たちの地域で、過疎に苦しむ町村に廃棄物を押し付けているように感じる」との声もあった。(五十嵐命) 説明後は議論、意見対立も
国家公務員一般職試験の高卒枠に挑戦した旭川工業高校定時制4年生の中濱聖也さん(18、画像・左)。技術職として北海道開発局への採用が決まった。旭川工高定時制では初めて。ドローン部初代部長として顧問の湯川崇教諭(画像・右)と二人三脚で飛行技術を身に付け、社会との接点を持ったことも自信につながった。「仕事を覚えて成長し、お世話になった方々に恩返ししたい」と、社会人技術者として飛躍の決意を示す。(松藤岳) 部活動通じて操縦技術習得 ものづくりに興味があった中濱さんは、2021年4
不動産業のASTAGE(札幌)は2025年、千歳市内の末広や花園といったJR千歳駅周辺で賃貸マンション3棟を新築する。次世代半導体を製造するラピダス進出で高まる住宅需要を取り込む。(画像は供給予定の末広1丁目)
子どもたちの間で最近人気の絵本に、鈴木のりたけさんの『大ピンチずかん』(小学館)がある。子どもたちが日常生活で遭遇するピンチを示し、なりやすさを星5個でレベル付けしていくのが面白い▼牛乳がコップからあふれるのは星4個、路上でふんを踏むのは星5個といった具合である。事前に世の中のさまざまな大ピンチを頭に入れておき、切り抜けるための参考にしてほしい、というのが絵本の趣旨という。 寒さ厳しい今時期には欠かせない風呂に関するものも4例あった。「シャワーが みつからない(星1)」「ド
東川町が提供する車両を住民が運転し、利用者の自宅から町内の目的地まで運ぶ「みまもりカー」(画像)。郊外のキトウシ自治振興会が11月から運用を始め、市街地の中央自治振興会を除く4地区が導入した。高齢者らが買い物や通院などに利用するとともに、1人暮らしの住民を地域が見守るというコミュニティー強化に一役買っている。(庄子隼人) 住民が運転手、4自治振興会で運用 東川町は2020年から、みまもりカーの運用を始めた。自治振興会は町内に5つあり、それぞれが導入の可否を決める。導入する
Class Home(札幌)は、札幌市豊平区の美園1条8丁目の土地を建物付きで取得した。建物を解体して、賃貸マンションを新築する方向で検討している。
肖像の描かれた新一万円札が発行されたことで、ことしは渋沢栄一が何かと話題に上る年だった。日本に資本主義の基礎を築き、銀行をはじめとする近代的な金融業を始めた功績から、日本経済の父と呼ばれているのはご存じの通り▼経済を語るのに小難しい話は持ち出さず、自らが指針とする孔子の言行録『論語』に基づき、平易に説いたのもよく知られている。その思想をまとめたのが著書『論語と算盤』だった。
能登半島地震の発生から間もなく1年。9月の豪雨も経て、被災地は再び復興に向かっている。公費解体が円滑に進められない被災家屋や土地の境界画定の困難さなど、住宅にまつわる課題解決はこれからが本番と言える。石川県土地家屋調査士会、石川県司法書士会への取材から住宅再建の道筋を見た。(小山龍)
2024年度補正予算のうち北海道開発局10開発建設部の実施分は、現年補正が859億7100万円、ゼロ国債が325億1100万円となっている。現年補正の最多は札幌の216億円で、旭川162億円、帯広89億円、釧路77億円と続く。事業別予算は道路が最多の314億円を措置。農業農村に251億円、治水に187億円を配分した。 2024年度補正予算の成立に伴い、10開建が事業別配分額を公表した。11月22日に閣議決定された新たな経済対策、防災・減災のための5か年加速化対策の5年目分を
京阪電鉄不動産(大阪)は札幌市内のJR苗穂駅周辺で、分譲マンションの仮称・札幌市東区北5条東9丁目プロジェクトを新築(画像)する。2025年3月下旬の着工と27年3月ごろの完成を目指している。
北海道開発局は12月17日、同日成立した2024年度補正予算を含む12月以降の発注見通しを公表した。本局と10の開発建設部を合わせて工事464件、委託159件の計623件の発注を予定。補正予算関連は工事304件と委託50件の354件、当初予算のゼロ国債は工事141件、委託86件の227件となっている。 補正予算関連は、工事がゼロ国債48件、翌債249件、複数年度国債など7件で、委託がゼロ国債19件、翌債31件の内訳だ。 部局別は札幌86件、函館39件、小樽33件、旭川84
創業111周年の老舗企業で知られる昭和木材(旭川)の5代目社長。コロナ禍のウッドショックで一時的な特需を迎えたが、2023年からは反動減が続く。市場がめまぐるしく変化する中、一般家具用途で流通が少なかったケヤキに目を付けた。技術力で洋家具として新たな需要を生み出そうとしている。25年春からは東川町の工場敷地に本社を移し、新体制で効率経営に乗り出す。(千葉有羽太) ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 経営には道無き道をゆく難しさがある。「経営の轍わだち」は失敗やピ
良き友と心が通じ合うことほど自分を温めてくれるものはない。純情無比で知られる詩人の室生犀星は自身のそんな心情を作品「よき友とともに」で描いてみせた▼お互いに苦しみ疲れ、長所も欠点も知りつくしている二人と前置きした上で、こう続ける。「晩食の卓をともにするとき 自分は年甲斐もなく涙ぐむ いひしれない愛情が湧く この心持ちだけはとつておきたくなる 永く 心にとつておきたくなる」。
北海道開発局に関係する2024年度補正予算は、直轄が878億4800万円、補助が1399億7200万円となっている。ゼロ国債は直轄で325億1100万円、補助で36億円の枠を設定した。 12月17日の2024年度補正予算成立に伴い、開発局が所管分の事業別配分額を公表した。直轄分は官庁営繕や各部門の本局執行分などを含む。 開発局関係分の現年補正は直轄分で治水に約191億円を配分。気候変動を見据えた流域治水などを推進する。ハード整備では河道掘削、砂防堰堤整備などを進める。