【東川】住民が高齢者運ぶ「みまもりカー」/密着型交通でコミュニティー強化
東川町が提供する車両を住民が運転し、利用者の自宅から町内の目的地まで運ぶ「みまもりカー」(画像)。郊外のキトウシ自治振興会が11月から運用を始め、市街地の中央自治振興会を除く4地区が導入した。高齢者らが買い物や通院などに利用するとともに、1人暮らしの住民を地域が見守るというコミュニティー強化に一役買っている。(庄子隼人)
住民が運転手、4自治振興会で運用
東川町は2020年から、みまもりカーの運用を始めた。自治振興会は町内に5つあり、それぞれが導入の可否を決める。導入する場合は町がワゴン車1台を提供。運用方法は各自治振興会の裁量に委ねられる。目的地は町内のみで運転手は住民が担う。利用時は前日までに、運営事務局を担う住民に電話予約をする。
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