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ゼロ道債、前年度並みの60億円程度で調整/北海道の4定補正案見通し

北海道は2024年度第4回定例道議会の補正予算案に措置するゼロ道債を前年度並みの60億円で調整しているもようだ。4定議会は11月26日の開会を予定している

2023年度の4定補正予算は冒頭提案分で、一般、特別の両会計に合わせて約110億円を措置した。うち翌年度の単独の投資的事業を前倒して発注するゼロ道債は、工事端境期に効率的な公共事業執行を確保することを目的に、建設部と水産林務部で計60億円を設定。このほか特別対策事業費に50億円、公共関連単独事業費に10億円を配分した。

2024年度はゼロ道債の総額、内訳とも23年度と同程度となる見込み。23年度4定補正では、これ以外に維持的経費の公共関連単独事業費を計上したが、24年度は予定していないとみられる。


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