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【地価調査2024】北海道の平均変動率プラス0.4%/上昇幅縮小も、千歳で伸び率高く

北海道庁は2024年7月1日時点の道内基準地価を発表した。林地を除く宅地995地点の全道平均変動率はプラス0.4%だった。住宅地、商業地、工業地はプラスだったが、上昇幅は縮小。住宅地は建築費高騰などの影響でプラス0.2%にとどまった。ラピダス(東京)が次世代半導体製造拠点を建設している千歳市は全用途で上昇率首位となった。

千歳市はラピダスの拠点着工から1年が経過し、当初のインパクトは落ち着いたものの、市内中心部ではマンションやホテル建設が進む。工場の試作ライン稼働が来春に迫る中、土地の需要や価格、開発への影響が注視される。

※2024年9月18日0:43 基準地別の標準価格を追加しました。


千歳は住宅、商業とも20%台の伸び

北海道内の調査地点(基準地)は1013地点で、住宅地725地点、商業地255地点、工業地15地点、林地18地点の内訳だ。

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