【帯広】馬による河川巡視、帯広開建と畜産大/車の入れない場所や災害時に
十勝開拓の礎となった馬文化を現代に紡ぐ―。帯広開発建設部と帯広畜産大学は地域連携活動の一環として、馬を使った河川管理を試行している。車両が入れない場所の確認ができ、馬上からの高い視点を生かした綿密な巡視や災害時の活用に期待がかかる。11月21日に帯広市内の札内川で効果や課題を検証した。
十勝は開拓以来、農業や建設現場で馬が活躍。1960年代後半から機械化が進み、暮らしや産業からはその姿を消したが、ばんえい競馬などを通じて馬文化を継承している。
帯広畜産大学は2014年度、キャンパスに馬介在室を設置。馬を通じた研究や教育、地域貢献活動に取り組んでいる。その一環として、帯広開発建設部と馬の特性を生かした河川巡視を企画した。
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