【透視図】頼れるのは恐怖だけ
恐怖というのは奇妙なもので、絶対に避けたいと思う半面、薄目を開けて見てみたい欲求にかられたりもする。人間にとっては喜怒哀楽と同じくらい身近な感情だろう▼それだけにわれ知らず、心の安定に利用している場合もあるという。「ナントカ恐怖といった形で弱点を持ってしまうのは決して嬉しいことではないけれど、それによって自分自身というキャラクターを把握する手掛かりを得たような気にもなる」。
恐怖というのは奇妙なもので、絶対に避けたいと思う半面、薄目を開けて見てみたい欲求にかられたりもする。人間にとっては喜怒哀楽と同じくらい身近な感情だろう▼それだけにわれ知らず、心の安定に利用している場合もあるという。「ナントカ恐怖といった形で弱点を持ってしまうのは決して嬉しいことではないけれど、それによって自分自身というキャラクターを把握する手掛かりを得たような気にもなる」。