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透視図

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記事一覧

【透視図】プラスチック環境汚染防止交渉は不発

アナログからデジタルへ、といった掛け声が今では少々古めかしく感じられる。テレビをはじめ何…

【透視図】女子中学生が脅迫メール

米国の社会心理学者ジンバルドーに、匿名性が人の行動に与える影響を調べた実験があった▼女子…

【透視図】道議会でカスハラ防止条例成立

小説家の町田康さんは、「人間というものは常に謙虚であらねばならない」と日頃から自身を戒め…

【透視図】佐賀のダムにゴジラ出現

いきなり現れて暴れ回り、街を破壊し尽くす。人々は恐怖に震え、逃げ惑う―。体高50メートルの…

【透視図】外交を混乱させた誤報

マスコミの誤報は時に外交をこじらせる。代表的な例を挙げるとすると、朝日新聞の「慰安婦報道…

【透視図】世界の気候変動対策遅々として進まず

取りかからねばならない課題があり、やる気もなくはないのだが、手を付けないまま何となくずる…

【透視図】今冬は大雪に警戒

その年、余市町では12月上旬までほとんど雪が降らず、誰もが予報通りの暖冬と安心していたそうだ。ところが11日に状況は一変する。翌12日にかけて1日に78センチもの積雪があり、中旬の時点で過去の記録を27センチ上回る112センチに達していたのだった▼それが本道から西日本まで、日本海側を中心に甚大な被害を出した大雪の始まりである。気象庁は「2006年豪雪」と命名。43年ぶり、2番目の命名豪雪となった。

【透視図】財務省のとりでに風穴開ける

古くて使い勝手が悪く性能も劣化しているのに、まだ壊れていないから買い換えられない。家電、…

【透視図】青鬼は悪者か?

昔話や童話では人に害なす悪者とされがちな鬼を、違う切り口で描いて読む者に深い印象を残した…

【透視図】最初の一歩

今では珍しくもなくなった有人宇宙飛行だが、その先駆けとなる乗り物が何だったかご存じだろう…

【透視図】荷が重すぎる

実在する人の話ではないが、最近どこかで交わされたBさんとCさんの会話だと思っていただきた…

【透視図】情けは誰のため

情けは人のためならずという慣用句をご存じだろう。「情けをかけるのはその人に良くない」との…

【透視図】ドングリ豊作でヒグマは

日本では江戸時代まで、各地でしばしば大きな飢饉(ききん)が発生していた。日照り続きや長雨…

【透視図】出生率、初の年間70万人割れ濃厚

空想科学小説、いわゆるSFを読んでいて、案外これは物事の本質を突いているのではと考えさせられることが度々ある。既存の概念に縛られず、自由な発想で問題に切り込めるからだろうか▼小松左京さんの短編「都市病」もそんな作品の一つである。地球を訪れた宇宙人の学者が各地を視察して、この星には「非常に重大な危険がさしせまっている」と指摘する話だった。それが題名の都市病の発生というわけだ。