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水道経営は健全?国交省「水道カルテ」、耐震化率と料金回収率で分類

国土交通省は全国の水道事業者を対象にした「水道カルテ」をまとめた。2022年度末の耐震化率や料金回収率に応じて1347事業者を分類した。北海道内は93事業者。うち22事業者が料金回収率100%未満の赤字経営で、全施設の耐震化率は全国平均を下回る。黒字経営で耐震化率が全国平均を下回るのは8事業者だった。国交省は数値の低い事業者にチェックシート提出を義務付け、課題解決を支援する。


用語説明:料金回収率
料金徴収の対象となった水量(有収水量)1平方メートルの水道料金を費用で割った割合。給水費用を水道料金収入でまかなえているかを判断する指標。料金回収率100%未満でも、料金収入以外の収入により経営が黒字の場合がある。費用は経常費用から受託工事費、材料、不要品売却原価、付帯事業費と長期前受金戻し入れを差し引いたもので計算している。

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