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【当麻】郷土資料館「ここから」/建設から1世紀、過去と未来つなぐ場に

建設から100年近い歴史を誇る当麻町郷土資料館「ここから」(画像)。リニューアルオープンから4年が経過した。改修前に年間300人前後だった来館者は2023年度に初めて1万人を超え、24年度は上半期(4ー9月)で6700人超が訪れた。貴重な歴史的遺産の建築物が人々を引き寄せ、町の過去と未来をつないでいる。(庄子隼人)


大正15年に役場庁舎として誕生

1926(大正15)年に役場庁舎として、JR当麻駅近くで中心市街地の4条南3丁目に建設。当時としては最先端のRC造で、2階建ての薄黄色い外装が特徴的だ。

現在の役場庁舎が完成した後の1982年から郷土資料館として生まれ変わった。旭川の歴史的建築物の保存を考える会が2012年に「当時の同町の豊かな行政姿勢を見ることができる」と評価。建築賞を授けた。

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