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独自の地域づくり⑧/谷江大輔網走開建地域連携課長、俯瞰で地域捉える

2024年度に始まった北海道開発局の第9期総合開発計画。推進の実働部隊として各開発建設部に地域連携課を新設した。地域連携の旗振り役として、産業や観光資源、再生可能エネルギーの潜在力など有形無形の特色を生かした独自のまちづくりに協力する。けん引役の課長に連携の在り方や展望を聞く。(10回連載)

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網走開建が受け持つオホーツク管内は、知床連山など山々とオホーツク海に囲まれ、東西に広く市町村が分布する。谷江大輔地域連携課長は「それぞれ林業、農業、漁業と産業が違い、多様な産業構造が強み。多様ゆえ各種の課題があるが、特に人材不足が深刻」と分析する。「1カ所だけで解決を見ると歪みが出る。俯瞰ふかん的な視点で地域特性を捉えて考える」と意気込む。(門間康志)

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