独自製品づくりで時代先取り/経営の轍13本目 正和電工 橘井敏弘社長
「やっと時代が追い付いてきた」-。言葉にひとしおの思いをにじませる正和電工(旭川)の橘井敏弘社長。もともと家電製品の卸売りのみだったが、およそ25年前に水を使わないバイオトイレの開発に舵(かじ)を切った。当初は全く売れない時期が続いたが、富士山への設置を機に風向きが変わり、近年はSDGsの推進や災害対策関連で注目される。(千葉有羽太)
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経営には道無き道をゆく難しさがある。「経営の轍わだち」は失敗やピンチに直面しても、悩みながら答えを出してきた経営者をシリーズで紹介する。(不定期掲載)
先駆者との出会い、独自の製品づくり
-バイオトイレ販売の経緯を。
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