直轄878億円、補助1399億円/北海道開発局 24年度補正関係分予算
北海道開発局に関係する2024年度補正予算は、直轄が878億4800万円、補助が1399億7200万円となっている。ゼロ国債は直轄で325億1100万円、補助で36億円の枠を設定した。
12月17日の2024年度補正予算成立に伴い、開発局が所管分の事業別配分額を公表した。直轄分は官庁営繕や各部門の本局執行分などを含む。
開発局関係分の現年補正は直轄分で治水に約191億円を配分。気候変動を見据えた流域治水などを推進する。ハード整備では河道掘削、砂防堰堤整備などを進める。
道路は約314億円を措置した。高規格道路のミッシングリンク解消、道路インフラの老朽化対策、道路照明のLED化などを推進する。
農業農村整備は約251億円を計上し、農地の大区画化・汎用(はんよう)化などを進める。防災・減災、国土強靱化のため農業用排水路を整備して地域の排水機能強化を図る。
港湾に約42億円、水産基盤に約58億円を計上。官庁営繕には約13億円を投じる。
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