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建設現場の機械化/道内建設業 工期、品質、コストの最適化へ活用加速

建設現場の機械化が新たな段階に突入している。働き方改革による労働時間の規制、従事者の高齢化による身体能力低下や退職といった課題が積み重なり、人力で進めてきた工程で機械化の動きが加速。北海道内の建設各社は新技術と先進地のノウハウを取り入れ、工期やコストへの考えを再構築しながら現場の最適化に知恵を絞る。(阿部みほ)


杭頭処理機械で日数短縮、品質向上両立

苫小牧解体建設(苫小牧)は2023年秋、スイス・BRC社製の杭頭処理機械を初めて輸入した。解体用バックホーに取り付けるドリル状アタッチメントになっていて、杭頭に押しつけると鉄筋を残しながらコンクリート部分のみを破砕する。

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