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職人守り育て技術に自信/経営の轍15本目 旭都鉄筋工業所 國井角成社長

旭都鉄筋工業所(東神楽)は旭川市の新旧総合庁舎の新築に、どちらも携わるなど、確かな鉄筋技術で80年以上の歴史を重ねてきた。3代目の國井角成社長は「われわれは職人の汗で食べている会社」と優れた人材を守り育てる重要性を説く。さらなる技術革新で創業100年を目指している。(松藤岳)

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経営には道無き道をゆく難しさがある。「経営の轍わだち」は失敗やピンチに直面しても、悩みながら答えを出してきた経営者をシリーズで紹介する。(不定期掲載)


旭川のシンボル物件多く手掛け

-創業の経緯は。

前身の市川組は1938(昭和13)年の創業で、国策パルプ(現日本製紙)旭川工場建設のために立ち上げた。65年には旭都鉄筋工業所を設立し、私で3代目となる。

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