ＮＴＴ東日本は、次世代の高速大容量通信を北海道へ波及させる。従来の通信インフラの限界を超え、多様性を認めることができる社会の創出を図るＮＴＴグループの「ＩＯＷＮ（アイオン）」構想だ。11月1日に北海道と共同で体感デモ・実証拠点（画像）を札幌市内の北海道大学内に開設した。道内企業と実証を重ね、道内で構想を実現する方策を探る。

アイオンとは「Ｉｎｎｏｖａｔｉｖｅ　Ｏｐｔｉｃａｌ　ａｎｄ　Ｗｉｒｅｌｅｓｓ　Ｎｅｔｗｏｒｋ（革新的な光・ワイヤレスネットワーク）」の頭文字を取った略語。ＮＴＴグループはこの技術を活用した未来のコミュニケーション基盤を創出する構想を描き、2030年の実用化を目指している。