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【留萌】建協二世会が高校生と土木版STEAM教育を実践、担い手確保へ

留萌建設協会二世会の萌志会は、新たな担い手確保対策に取り組む。12月22日に留萌市内で地域の高校生を対象としたSTEAM教育の土木版を実践。萌志会によると北海道内初の試みで、産業能率大学経営学部の藤岡慎二教授が協力する。堀口哲志会長は「毎日わくわくしながら仕事ができる。建設業にそんな明るいイメージを持ってもらえれば」と期待を寄せる(五十嵐亘)


STEAM教育はコンピュータープログラミングを通じて課題解決を自ら考え、実行する力を養うことに定評がある次世代型の学習方法。STEAMは「科学」「技術」「工学」「芸術」「数学」を意味する英語の頭文字から成る造語だ。5分野が組み合わさり、理系と文系の垣根を越え、物事を多面的に捉え解決する力や創造力を身に付ける。

建設業の理解を深め未来開く

STEAM教育に目を付けた理由について堀口会長は「中学生のころ、パソコンいじりが面白くて熱中していた。自分がやってみたかったこと、面白かったことがSTEAM教育には詰まっている」と話す。「まだまだ建設業は省力化が必要」と述べ、STEAM教育をきっかけに「これからさらに面白くなる産業だと思ってもらいたい」と望んでいる。

萌志会の堀口会長

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