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高3で電験三種合格、富良野緑峰高の小松広季さん/春から電気技術者として飛躍

富良野緑峰高校電気システム科3年生の小松広季さんが、難関の第三種電気主任技術者試験(通称・電験三種)に合格した。2024年度上期の北海道内合格者で唯一の現役高校生。同校としては8年ぶりの快挙だ。春からは北海道電気保安協会(札幌)で「社会人として、できることを探したい」と、電気技術者として新たな一歩を踏み出す。(松藤岳)


建設業身近に、難関資格挑戦

電験三種は電気工作物の工事や維持、保安管理に必要となる資格で、5万ボルト未満の事業用電気工作物を監督できる。電力、理論、法規、機械の4科目を3年以内に合格する必要がある。合格率は10―20%と低く、高校生は1%を切る難関資格となっている。

父・郡二さんは設備・環境工事の新日章(旭川)で環境保全部長を務める。小松さんは、北海道建青会が主催する高校生建設業クイズ選手権「コンストラクション甲子園」予選大会に富良野緑峰高代表として2年連続出場するなど、建設業を身近に感じてきた。

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