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求める人材像を明確に/中小企業支援の藤塚優子氏が説く求人活動のポイント

北海道内で人材不足による建設業界の求人募集が過熱している。中小企業の求人活動を支援するキャリアフォローアカデミー(札幌)の藤塚優子代表取締役は「建設業では若い人が欲しいという声が多い」と指摘し、人材難に陥りやすい一因を「求人票の内容が未経験の人には分かりづらい」と主張。求職者の特性を知り、求める人材像を明確にした採用活動を提案する。


分かりづらい求人票

北海道労働局によると、2024年3月の道内新規高卒求職者数は前年同期よりも398人少ない4795人。これに対して道内求人数は372人増の1万4387人に上る。業種別求人数は建設業が4299人で最も多いものの、就職内定者数は製造業(792人)を下回る528人。求人充足率は2.5ポイント下降の12.3%で、建設業の採用難が深刻化している。

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