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国立公園誕生の先④/新ひだか町長 大野克之氏、関係人口増加への期待

新ひだか町の大野克之町長は、日高山脈襟裳十勝国立公園を「関係人口の増加につなげる」と意気込む。首都圏などからの移住者受け入れを含め、地元住民と異なる視点を採り入れ地域の活性化を図る。商業施設が充実する静内地区、道の駅と温泉施設を持つ三石地区、それぞれの利点を生かしたまちづくりを展開する。(草野健太郎)

日高7町長に聞くまちづくり

日高山脈襟裳十勝国立公園の誕生から4カ月になる。関係自治体には自然の保全と活用を掛け合わせたまちづくりが求められる。「国立公園化は長年の悲願だった」と口をそろえる日高管内7町長に今後の展望を聞いた。4回目は大野克之新ひだか町長。


国立公園、関係人口増の基盤に

-国立公園化を受けて何を期待するか。

一番は自然環境の維持につながることだ。国立公園内は国有林がほとんどで管理がしやすい。魅力のある山も多く、登山客の来訪に期待できる。アドベンチャートラベルの可能性を秘めていて、国内外の需要を取り入れられるかが鍵を握る。

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