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札幌都心再開発の行方 新幹線開業延期で新局面も、投資意欲止まらず計画推進

2030年度末の北海道新幹線札幌開業が延期される見通しとなった。開業に向けて事業を進めてきた札幌都心部の再開発は、目標変更が避けられない状況だ。コロナ禍から回復する観光やオフィス需要をにらんだ投資意欲は盛んだが、建設費の高騰や人手不足の問題が深刻化する。新たな局面を迎える札幌都心での再開発。主要事業の動きを追った。


新幹線駅前の再開発ビルは30年度目標変えず

「新幹線のスケジュールによらず着実に進める」。JR北海道の綿貫泰之社長は5月8日、JR札幌駅前の北5西1・2街区再開発ビルについて、新幹線の開業延期にかかわらず、計画を推進すると表明した。

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