【東川、南幌】移住者で人口増加、宅地分譲が好調な町の呼び込み施策
上川管内東川町と空知管内南幌町の移住者数が増加している。どちらも旭川、札幌という都市への通勤圏という特性を生かし、東川町は子育て支援の充実や「東川風住宅」(画像)といった独自のブランドづくりを進める。南幌町は子ども室内遊戯施設や住宅の建築費補助で子育て世代の呼び込みが奏功している。人を引き寄せる両町の魅力を探る。(五十嵐命、荒井園子、庄子隼人)
子育て支援と人気の東川風住宅
東川町では1993年に6973人だった人口が、2024年3月には19.5%増の8332人となった。
最も力を入れているのが教育環境の充実。2002年に開園した保育園と幼稚園が一体となった幼児センター「ももんがの家」、2014年に移転新築した東川小学校がその象徴だ。
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