平和不動産（東京）は、札幌市大通西4南地区の再開発ビル上層階に入るホテルをハイアットホテルズコーポレーション（米国イリノイ州）が展開する「パーク　ハイアット」に決めたと発表した。北海道内では倶知安町の「パーク　ハイアット　ニセコＨＡＮＡＺＯＮＯ」に続き2例目。2029年の開業を予定する。（画像は再開発ビルの完成イメージ）

ハイアットのホテルブランドとしては最高級。Ｓ・ＲＣ・ＳＲＣ造、地下3地上36階、延べ9万9600平方メートルの規模で計画する再開発ビルのうち、4階と27―35階に入る予定。客室は157室とするほか、飲料施設や宴会場、スパ、屋内プールを備える。

パークハイアットは国内で東京、京都、ニセコ（倶知安町）にあり、札幌は4例目。別ブランドとしてエヌ・ティ・ティ都市開発（東京）が札幌市中央区北1条西5丁目に新築する複合ビルに「ハイアット　セントリック札幌」が入り、2026年に開業する予定だ。

8月20日に開いた記者発表会で平和不動産の土本清幸社長は「ホテルの開業で国際観光都市としての札幌の競争力強化に寄与できる」と述べた。

再開発ビル周辺地図：

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